MY STORY Vol.26 安田 華 [ Pyonta(ピョンタ)アクセサリーデザイナー ]

さまざまな分野でクリエイティビティを発揮する個性的な女性たちを応援する『MY STORY』プロジェクト。今回は、アクセサリーデザイナーの安田華さんにフォーカス。アクセサリーブランド[Pyonta]を主宰し、セレクトショップやハンドメイドマーケット[minne]を中心に販売を展開。アクセサリーのデザインを始めて1年足らずにもかかわらず、早くもリピーター続出で、インスタグラムのフォロワー数も約1万人。そんなパワフルでポジティブな彼女の姿に迫ります。

店舗に在庫チェックをしに訪れると、お客さまの反応が直接わかるのでうれしいですね

大学では毎日マウスの実験をしていたというリケジョの安田華さん。ただ、大学でやっていたことになかなか興味が持てず、もともとおしゃれが好きだったことからアパレルに就職。ただ、スピード感を求める会社の方針と自分のこだわりとのギャップを感じ、1年で退職を決意したそう。

「会社を辞め、これから何をして生きていこうか考えていた時に、母が昔趣味でビーズアクセサリーを作っていた時の大量のビーズがそのままあり、細かい作業が好きだったことや、ビーズがもったいないので何か作ってみようかな、という軽い気持ちからアクセサリー制作を始めたんです。作ったアクセサリーを見た知人から『売ってみたら』との助言から[minne]に出品。そうしたら、なんと売れたんです。『わたしの作ったアクセサリーでも買ってくれる人がいるんだ!』ってすごくうれしかったですね」。

インスタグラムでブランドアカウント[pyonta_official]を作ったのが2017年の7月。0からスタートしたフォロワー数は、1年弱で1万人近くに。

「インスタ映えするように写真を工夫したり、毎日アップしたり、頑張っていたら「いいね!」をたくさんもらえるようになったんです。すると、アクセサリー業界や百貨店の方、セレクトショップのマネージャーの方など、いろいろな方の目に留まるようになって、minneでの販売だけでなく、ショップにも置いていただけるようにもなりました」。

現在、大阪在住の安田さんは、月に1度のペースで東京の店舗などを訪れ、在庫のチェックをしているそう。

「在庫管理にノートPCは欠かせません。なので、店舗へ在庫管理に行くときには、私の持ち物で一番大きいアイテムのノートPCが入る『アート』が便利ですね。軽くて丈夫なので気に入っています」。

インスタ映えする写真を撮るミラーレス一眼は『イアカ エル リストレット』のポーチに入れていつも携帯

アクセサリーのデザイン考案から制作まで、すべて一人でこなし、1週間に100個ものアクセサリーを制作しているそう。

「12時から19時までアクセサリーの制作をして、20時から23時までジムに行きます。そして24時から朝方の4時までまた制作。アクセサリーを作るのが本当に好きなので、あっという間に時間が過ぎている感じですね(笑)。ジムでは1時間ストイックに走って、1時間プールでぷかぷか浮いて癒されている感じ。どんなに忙しくてもジムに行くとスッキリして、また仕事を頑張ろう!っという気分になるんです」。

安田さんの成功を支えている要因のひとつである“インスタ映え”する写真は、ミラーレス一眼で撮影。

「愛用のカメラはいつでも持ち歩いています。ポーチの『イアカ エル リストレット』は、サイズがS、M、Lあるので、その時々で使い分けています。カラーも柄も全部違うところがおしゃれですね」。

手ぶらが大好きで、荷物はコンパクト!が信条。そんな私にとって『マルチプル』は理想的なバッグです

ハンドメイドアクセサリーは、今とても流行っていて、その中でいかに個性的だったり、デザイン力があるかがポイントだそう。

「今は、ありがたいことに忙しくて、お休みはほとんどないですね(笑)。でも、たまにお休みできるときには、ショッピングを楽しんでいます。街を歩いているときや、ウインドーショッピング中にも、かわいい色の組み合わせを見つけたり、デザインのヒントになるものに出合ったらすぐに写真を撮ったり、メモしたり……。そういうこともサッとできるので、手ぶらが最高! この『マルチプル』は、斜め掛けだけでなく、いま流行りのウエストポーチにもなるし、小分けのポケットがいっぱいで小さいのに有能。大のお気に入りです!」

たくさんの人にPyontaというブランドを知ってもらい、いずれは個展を開けるようになりたいです

アパレルでの1年間は、今になってみると学ぶことも多かったという安田さん。

「今、一人でブランドを運営していますが、アパレルで働いていたときに得た知識も役立っていますね。初歩的なことですが、商品管理をする上で商品番号を付けるとか、購買意欲が上がるディスプレイの仕方とか。まさか自分が商売をするとは思っていなかったんですけどね(笑)」。

自分のこだわりが強かったことからアパレルでの仕事は悩むことが多く、メンタルが追い詰められていたときにご両親から「自分が納得できる仕事を自分でやったら」とのアドバイスがターニングポイントになったそう。

「思いがけず、アクセサリーを作るようになって、ブランドを立ち上げ、何とか順調にやってこられて幸せです。私が作っているのは、イヤーアクセサリーで、柄物や色使いがポップなイメージのものが多いですね。そんなデザイン力では、人には負けない自信があります。ブランドコンセプトの『 耳もとを、笑顔に。』小さなトキメキと幸せを—— のように私のアクセサリーで少しでも笑顔になってほしいな、と思っています。」

minne主催のハンドメイドマーケットというイベントに参加した安田さん。

「初めて対面販売したんですが、『いつも見てます』というお客さまが来てくださったり、自分のアクセサリーを耳に当ててくれる方がいたり、お客さまの表情がストレートにわかり楽しかったですね。年に1度ぐらいは対面販売をしたいな、と思いました」。

最後に将来の夢を聞いてみると、

「今の目標は、いろいろな人にPyontaというブランドを知ってもらいたいな。オンラインでの販売はminneでやっていますが、自分のオンラインショップの立ち上げも思案中。そして、夢の夢なんですが、個展をやりたいんです。個展を開くにはブランドのファンがいないとできないので、まずはファンを増やすことが第一ですね!」。

今年25歳になる安田さんは、とても明るくて、素敵な笑顔に大阪弁という、チャーミングな女性。「自分の好きなことを仕事にできていること、熱中できることに出合えたことに感謝です」という彼女の言葉がとても印象的でした。

安田 華 (Hana Yasuda)

埼玉県出身。高校卒業まで埼玉で育ち、大阪出身のご両親の転勤に伴い大学から大阪へ。大学卒業後、アパレルで1年間勤務した後、退職。ハンドメイドのアクセサリー作りに興味を持ち、制作をスタート。2017年7月に自身のブランド[Pyonta]を立ち上げ、ハンドメイドマーケット[minne]のほか、東京、大阪を中心に全国5店舗のセレクトショップなどでハンドメイドのイヤーアクセサリーを販売。取り扱い店舗は順次拡大中。

Instagram: https://www.instagram.com/pyonta_official/

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