MY STORY Vol.21 芳田 真美 [ renri(レンリ)・nibi(ニビ)ジュエリーデザイナー ]

さまざまな分野でクリエイティビティを発揮する個性的な女性たちを応援する『MY STORY』プロジェクト。今回の主役はジュエリーデザイナーの芳田真美さん。結婚指輪の自主制作やオーダーメイドを手掛ける[renri]と、使い込むほどに風合いが増す金属を使った[nibi]のデザイナーとして活躍中。そんなクリエイティビティ溢れる彼女の日常に迫ります。

仕事のサンプルもしっかり収納! コンパクトなのにポケットがいっぱいあってとっても便利

幼い頃から日本の古い物をはじめ、お寺や神社が好きだったという芳田さん。御神輿にある飾り金具に魅了され、美術専門学校へ進むことを決意したそう。そこで金工作家の夫と出会い、お付き合いをスタートし、数年を経て結婚。妻がデザインし、夫が制作を担当する公私ともにパートナーに。控えめながら、その人の美しさが引き立てられるオーダーメイドの結婚指輪ブランド[renri]を立ち上げ、アトリエ兼ショップを2016年にオープン。そのほっこりとした幸福感と、唯一無二の結婚指輪を求めて、全国からカップルが脚を運んでいるそう。

「結婚指輪だったら、毎日つけるものだし、大事に長年使ってもらえるかなと。月日を重ねて味わいが出る、良さがにじみ出る。そんな夫婦のような結婚指輪になるように心がけています。使っている金属もしっとりと落ち着きのある質感や反射を重視。テーマはなくて、ただキレイに見えるものがいいかなと。つけていて、周りの人から見て似合っているなと言ってもらえるもの、そしてご本人たちがずっと愛用したいと思えるものを目指しています。一生に一度の物なので、お客様が納得するまでアトリエにて何度もお打ち合わせをします。その一方でイベントやワークショップへの参加などの打ち合わせなど、外出することも多いので軽くて、収納スペースがたくさんある『オレリー』が大活躍。サンプルが小さいジュエリーなら梱包した状態でも、マチがたっぷりとあるファスナー付きの中央のポケットに入れることができて重宝しています。コンパクトに荷物がまとまるのが何よりもうれしいですね」。

[renri]
連理(レンリ)とはふたつの木が連なって理(木目)が通じた様子。お互いを深く想い、共に永く歩んでいく夫婦の姿とされていることから、そんな願いを込めた結婚指輪を制作できたらとブランドネームを「renri」としたそう。

[nibi]
使い込まれて少し色褪せ、落ち着いた風合いとなった金属の色彩、鈍色(にびいろ)をイメージした「nibi」。日本の美意識をデザインソースに、伝統彫金技法を用いた和のアンティークジュエリーになるようハンドメイドしている。

仕事道具をすべて詰め込める『バッグトラック』があれば、自宅から歩いて15分の通勤で運動不足を解消

趣があり、古き良き時代を感じさせる雰囲気が気に入り、馬車道にアトリエを構えた芳田さん夫婦。通勤への負担があったので都内から横浜に引越ししたとか。

「夫婦ともども座っている仕事なので、自宅までウォーキングがてら歩いて通勤しています。仕事道具はアトリエに置いておかずに自宅に持ち帰るので、パレットやペンケース、製図用の定規、手帳、スマホ、資料などをすべてが一気に入る『バッグトラック』を使っています。バッグパック&ハンドバッグの2WAYタイプなのですが、私はバッグパック派。バッグ自体がとても軽いし、手ぶらで通勤できるのがいいですね」。

馬車道の喫茶店でほっと一息ついたり、緑豊かな大さん橋周辺をお散歩して気分転換にはカラフルなミニバッグ

デザインに煮詰まったときはお散歩してリフレッシュ。「馬車道には老舗の喫茶店がたくさんあるので、いろんなところをめぐっています。大さん橋からは海をぼーっと眺めたり。近所をプラプラするときは、急にデザインが思い浮かぶことも多々あるそう。『キャンディー』はカラフルな色づかいなので明るい気持ちになれ、パワーをもらえます」。

3年後を目途に夫と私の想いが詰まったライフスタイルギャラリーをオープンさせることがこれからの目標

筆箱、製図用のテンプレート、水彩画パレットなど、いつでもどこでもデザインの製図を引けるように必ず持ち歩いているとか。

「ジュエリーって実寸大で描くものなので、道具のサイズもそこまで大きくないんです。キプリングのバッグはとても軽く、小さ目バッグでもマチがたっぷりとあるデザインが多いので私向きですね」。

オシャレなインテリアショップやカフェが立ち並ぶ目黒通りに、自分たちのライフスタイルギャラリーをオープンさせたいと語る芳田さん。

「子どもの頃に思い描いた夢が1つずつ叶っていき、夫と出会ってから夢がさらに広がりました。いまは、アトリエとともに、私たちのジュエリーや日本の古美術などの雑貨などを並べ、それらを眺めながらお茶できるようなお店をやりたいんです。ほっこりとした気分になれるような雰囲気で、いらっしゃるお客様が癒されながら楽しめる空間。それがいまの夫婦の夢であり、目標ですね」。そんな彼女の目は輝きに満ち溢れています。

芳田 真美 (Mami Yoshida)

神奈川県出身。手間ひまかけて作られてきた日本の古いものに魅了され、ものづくりの道に。ジュエリー専門学校を卒業し、ジュエリーデザイナーとしてハイジュエリーメーカーの商品開発を手がける。フリーランスのジュエリーデザイナーとして、「nibi」のデザイナーとして、「renri」のデザイナーとして、様々なクリエイションに携わる。

WEBサイト:
[renri]
http://renri.jp/

[nibi]
http://nibi-craft.com/

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